Words
HP掲載の語句に関しての説明
- 穴
- ダメージの意味 ジーンズへのダメージ・クラッシュを意味
- 色落ち
- ジーンズがこすれてインディゴの表面が擦れて部分的に色がはげている状態の事。
ヒゲ・ブラスト加工ではヒゲ型を使用して擦り加工を行うことで穿き古した感じを再現している。 - オーバーダイ
- 商品の完成後に染料に浸けて全体を染める加工
茶色系の色を用いる事が多い。黒等でも加工前とは違った感じの表情になる。
生地の芯まで染まらず染まり具合が薄いので、元の色によって仕上がりに差が出る。 - カシメ
- スタッズと同じ装飾用の金具。スタッズは爪で取り付けるのに対してカシメは金槌等で打ち込んで取り付けるために堅牢度に格段の差がある。
- カートコバーン
- ニルヴァーナのヴォーカル
後にグランジというファッションスタイルの形成に繋がった人物。
*彼が提案したのではなく彼のスタイルがグランジの定義の一つになった。 - 金茶糸
- ジーンズの縫製に用いるステッチ(糸)。
金色に近いものから茶色に近いものまで様々な種類がある。 - クラッシュ
- クラッシュ加工、デストロイ加工、ダメージ加工等の名称がある
内容はジーンズに意図的にダメージを与えることで主に縦糸のみを抜いて穿き古した感を表現。
合わせてその箇所を補修(リペア)するなど様々な工程がある。 - グラインダー加工
- グラインダーで削って縦糸を毛羽立たせ経年劣化による擦り切れ感を意図的に再現。主にポケット口や裾に用いる加工。 微妙なクラッシュ感を醸し出すために膝、ヒップに使用することもある。
- グランジ
- 【grunge】:薄汚いもの, ごみ, 劣ったもの
ステッチ、クラッシュ加工等をあえて雑に汚く加工を行い雰囲気を出している。 - くり貫き
- クラッシュ加工の一つ。縦糸、横糸共に破り捨てて穴の空いた状態にする事。
肌が露出するので補修するのが一般的。
*ミュージシャンを中心にそのまま穿いて自己表現をしていた
(例)ラモーンズ、ピストルズ - クロスリペア
- 縦横方向に十字にステッチを走らせて補修する方法。
強度的には通常の縦方向のステッチと大差無いが、見た目の「丈夫さ」を重視 - コバステッチ
- インシームの縁、フロントポケット横等に走らせるステッチ。脇(シーム)を閉ざした後に左右どちらかに生地を固定するステッチ
- シーム
- 【seam】: 縫い目, 継ぎ目; 割れ目
外内の縫い目の総称。
ジーンズは基本的に2枚の生地を継いで筒状にしているために外内に継ぎ目が出来る。その継ぎ目の外側をアウトシーム、内側をインシームと呼ぶ。
一般的にアウトシームは継ぎ目を見せないような縫製を、内側は強度を持たせるが用いられている。
ラングラーのジーンズは伝統的に内外共にダブルステッチの巻き縫い(タコ巻き)仕上げになっている。
巻き縫いでシームを閉ざす場合は「腕ミシン」という専用のミシンが必要になる。 - スタッズ
- 金属の鋲、装飾用に取り付ける物や強度を保つためにリベットの役目を果たす物がある。平丸型、ドーム型等の形状があり色もメッキ、銅、金等がある。
- ステッチ
- 縫製に用いる糸。
番手によって太さが代わる。ジーンズは一般的に#60~#20の糸が用いられているが、昨今のプレミアジーンズは#0の極太の糸を使用してる。特殊な糸の縫製には専用のミシンが必要。 - ストレッチ
- 綿100%の素材と異なり混紡素材を用いることで主に横向きに伸びる素材。
横糸にポリウレタンを混ぜることでストレッチを実現している。縦糸と横糸のバランスが保たれている分には普通のデニム素材だが、クラッシュ加工等で縦横バ ランスが崩れると横糸が縮むためにクラッシュ加工のみでは仕上がりに不自然さが出る。横糸をステッチで固定すれば問題なく使用できるが、部分的にストレッ チ感を失い伸びなくなる。 - セルビッジ
- 生地の織り端がほつれないに織られている生地の端(耳)の事。
ヴィンテージジーンズには27インチ前後の生地(狭巾)が使われており、この生地幅に合わせて裁断するとジーンズの外脇側にセルビッジ部分がくるようにな り、セルビッジ部分は、ほつれることがないのでロック始末等の工程が省けて効率のよい方法。
現行の商品は広巾デニムを使用するので耳部分で型取りせずロックミシンを用いてホツレ止めを行っている。 - センタープレス
- スラックスのように前後身頃の中心にプレスをかけて立体的な質感を出す加工
アイロンでプレスするものや、特殊な手法で行う物がある。工場出荷時にはプレスが効いているが洗濯すると取れてしまう。「パーマネントクリース」という半永久的にセンタープレス状態になる加工もある。 - タタキ
- ステッチによるリペアの意味。
他にも。ステッチを走らせる際にも「タタキを入れる」と言ったり、コバステッチの事をたたきステッチと読んだりする。 - 玉縁(たまぶち)ポケット
- スラックスに用いられているポケットの形状。ジーンズとは異なり本体の裏側にポケット布で袋を作りそこをポケットとして使用する。
縁が両方にあるものを両玉縁、下にしか無いものを片玉縁と呼ぶ。 - つまみ補修
- 生地の上下をつまんで縫込み穴を塞ぐ手法。
つまんだ分だけ丈が短くなるので左右、前後のバランスを考慮して行う。 - チェーンステッチ
- 「一本針二重環縫い」という縫い方で縫うステッチの一種
上糸、下糸ともに糸の巻きから取れるために糸の補給が不要のために工場での生産向き。一般的に裾の縫製を連想させるものだが、裾以外にも長い部分(シーム、ヨーク)に用いられる。縫製に専用のミシンが必要。
一度解れると連鎖して解れてしまうので擦り切れる部分ではデメリットも有る。
シングルステッチに比べてアタリが出やすい。 - 生デニム
- いわゆる加工無のジーンズ。キレイな仕上がりになるものの加工という表現が出来ないために縫製とシルエットがものをいう。
- ノンウォッシュ
- 洗い加工の施されていない生地。出荷時には基本的にノリがのっておりパリッとした感じになっている。
- パッチ
- ブランド、品番、サイズを記載した物。基本的に後の右ウエスト位置に付いている。
- パッチワーク
- ジーンズに生地を貼り付けてコントラストをつけたり、強度アップのために貼り付けたりする加工方法。和柄、無地、デニム等色々な物を用いる。
- 帆布(はんぷ)
- 太目の糸を平織りで密に編み込んだキャンバス素材の生地。
生成りの他に黒等の色がある。 織りの密度等によって番手が異なる。
デニムとの相性が良いことから様々な使用方法がある。 - ヒゲ
- 穿き古して凹凸部分の屈伸部分の色が落ちて独特の色落になっているもの。
モモ、膝裏に多く見られる。故意にヒゲ部分にグラインダー加工を施して色落具合をデフォルトすることも可能。 - フリンジ
- ホツレ防止の処理を行わず切りっぱなしにする加工
裾や、パッチワークの周辺をホツレさせることで特異な質感を演出。
裾の場合はホツレ止めステッチを上部1cm程度に走らせる。 - ペイント
- ペンキ風の塗料を散布、塗る加工
色は基本的に何でも可能。金や銀等ラメ色にも対応 - ヘム
- 【hem】裾の意味、カフ/cuffと表記する事もある。
- ヨーク
- ジーンズ特有のデティールの一つでヒップの出っ張りをカバーするために装着されている。
通常のパンツのヒップ部分はタックで膨らみを出しているが、ジーンズはタックの代わりにヨークが用いられている。
切り替えしを入れることでデザイン的にも表現しやすい箇所 - ローライズ
- 股上の浅いジーンズの呼称
股上を浅くする事によって腰で穿いても身体にフィットする事で美脚効果を得る事が出来る。また、ウエスト周りを締め付けないので単純に穿きやすい。